脳のエネルギー
あたまを使うと
甘いものがほしくなります。ん〜、チョコレートとか・・あめちゃんとか・・・ これは、脳からの指令です。体がブドウ糖を欲しているのだ。 このブドウ糖が、脳みそのエネルギー源となる。 頭を使った分、このブドウ糖は消費されます。
脳の栄養分 朝食をとると、体温はきちんと上昇します。 体や脳が活動するため、2時間もあれば、食べ物はブドウ糖へ分解されるわけである。
朝食を抜くのがなぜよくないのか?
朝食のことを英語でBreakfastというが、この言葉を分解してみると
break=破る fast=断食
となる。つまり、朝食とは、「睡眠中の断食を破る」という意味がある。
朝食を抜くということは、そのままの断食状態を続けるということなのだ。
脳の働きは、これを抜くことにより、かなり悪くなる。
人間はサーカディアンリズム(※1)によって 体温変化も調節されている。
朝食を抜くことによって、脳はまだ眠っている状態で、
学校や仕事に出てしまっていることはありませんか?
血液の流れにのっていくエネルギー源
炭水化物(ごはんとかパンとか)に多く含まれているブドウ糖は、
酸素と結合すると、アデノシン三リン酸(ATP)という物質に変化する。
このATPによって 脳を働かせることができる。 ブドウ糖だけでなく、この酸素も重要なエネルギー源となる。
ブドウ糖は毛細血管から脳へ運ばれる 脳に限らず、ブドウ糖は体のあらゆる部分のエネルギー源である。
脳は体の2〜3%しかないにもかかわらず、
ブドウ糖の消費量は、安静時でも体全体の25%も消費する。